プレ企画の札束画像の仕組み

大量の本物札束の出どころについては私もよく知りませんが、プレ企画が流行りだした初期の頃はそういう画像を専門に作って売る半グレ集団やプロがいたらしく、現在出回ってるGoogleの画像検索にいっぱい出てくるようなものはそこが源らしいです。本物の札束画像の多くは使い回しされているので画像検索という技を知っていれば誰でもわかりますね。

画像検索わかんないって人は「画像で検索」ってアプリを入れましょう。アイコンの人物画像が本物かどうかも判断できます。(とはいえ画像検索に引っかからないように加工する人もいるのであくまで雑な詐欺限定の見分け技です。2件以上ヒットすればまずオリジナルじゃないですよね。アウト！)

そんで最近よく使われる手口はこれ。

※「この手」です。誤字は気にしないでw

Amazonで「札束」と検索してみてください。撮影用のダミー札束が山ほど出てきます。帯も本物だね！でも銀行でおろした本物の札束の帯には日付、銀行印、担当印などが必ず押されるのでデフォルトの帯のまま渡されるなんてありえないんですよね。真っ白の帯や輪ゴムも同様。んんん？100万円ずつ束ねる内職でもしたんでしょうか？

これを使えばIDを記載した紙を映像で見せることも容易いわけです。ゲーム機を積み上げた写真も同様で、中身が入ってなくても誰もわからないのでメルカリで買った箱や、自分でゲーム機を購入した時の箱、友達から貰った箱を集めればあら不思議……ゲーム機をいっぱい用意してるように見えますね。

詐欺師がよく写しているアマギフも何故か台紙がついてません。使った後のカードなんていらないからお友達から集めれば使用済みなんていくらでも集めれます。台紙に貼り直すこともできる。つまり銀色の部分を削ってない事を証明できないと証拠になりません。

それによく考えてみてください。100名にプレゼントすると言ってカードを用意する。普通にコンビニや電化製品のお店でカードコーナーを見ても100枚なんてなかなか売ってませんよね。何店舗回ってるんだ……しかもそれをわざわざ全部削ってプレゼントする。暇人か！(ちなみにギフトコードはメールでプレゼントてきるので大量の対象者にプレゼントするならコードを買う方が効率いいんですよね。"自称"社長さん達はとても時間のかかる内職作業が大好きらしい)

まぁ中には本物の画像もあるかもしれませんが……当選者のアカウントは例外なくいつも怪しいです。(プレ企画をRTばかりしている、プレ企画にばかり賞賛リプしている、普通のツイートが少なすぎる、一般人とのリプやり取りがない等)

これは何故かというと、詐欺プレ企画者自身がサブ垢を作って当選させているからです。こういったアカウントは最初に自分のプレ企画をRTして一般に拡散する為の着火剤としての役割も持っているので、普通の人をたくさんフォローしています。が、プライベートの付き合いは一切ありません。よーく観察すれば見抜けるはず。それでもわからないなら……

ちなみに龍神という害悪ツイッタラーのように他人のアカウントを乗っ取りして当選ツイートをしたり、コラ(合成)で他人のツイートに当たったように見せかける悪質な人物もいます。コイツに関してはまた別の記事でまとめようと思いますはい。

まぁ何が言いたいかというと本当のお金持ちは何千万という札束を自宅に保管などしてません。前澤社長やYouTuberが過剰演出の為にそれをやっちゃったから当たり前のように見えてしまいますが、友達も呼ぶような自宅、いろんな人が出入りする事務所にそんな札束を無造作に置きますか？普通は置きませんよね。自分ならどうするか…という事を考えれば答えは単純明快だと思います。

次回はWeb上の口座金額を見せる手口について紹介します。ではでは～！